「検診で寿命は延びない」の感想文を書きました
「wattsのノート−いろいろな本のノート」に「検診で寿命は延びない」の感想文を書きました。内容は、結果的に以前読んだ「「まじめ」をやめれば病気にならない 簡単!免疫生活術」とは、また違った角度から、現代日本の医療のありかたを批判する内容になっています。
若い人、元気なときは、両方の本とも、そうだ、その通りだと納得しながら読めるでしょうけど、歳取って、だんだんと体が気になってきて、そのとき、どうすればいい……これらの本に書かれていることが、少数の先生の意見にとどまらず、広く議論されて、どのお医者さんに行っても、同じように、なるべく薬は出さない、不要な検査はしない、というようにならないとだめですよね。その広い議論というのは、医学、自然科学だけじゃなく社会科学もかかわってくる問題。それと、こういうことを考えてゆくと、生き方そのものの問題にもかかわってくるし。とにかく、長生きすればいいのか、そうじゃないだろうとか。そうなると哲学とかの人文科学的な問題にもなる。個人個人で答えを出さないとならない部分も出てくると思う。